新彊ウイグル自治区
吐魯蕃

新疆ウイグル自治区の東部、天山山脈の南麓にあるオアシス都市トルファン
トルファン盆地は市の南にあるアイディン湖は湖面が海抜-154m周囲が900m程の地形
トルファンの名物はブドウ
猛烈な暑さと湿気が少ないのが良いのだろう街のアーケードがブドウで出来ているくらい
夏は目眩のするような猛暑、冬は全てが凍る厳冬。年間の気温差は75℃ぐらいある
また年間降水量がたったの17mmなので水源は遥か北にそびえる天山山脈の
雪解け水を地下水道(カレーズと言う)を通して引いてきてる。なんと総延長1000kmだとか


 ベゼクリク千仏洞
ベゼクリク千仏洞の壁画

日干し煉瓦の上に墨彩式で描かれている
壁画には東西の文明が描かれているが世界越境の探検隊
(ヘディン・スタイン・ルコック・オルデンブルグ・大谷探検隊など)
によって剥ぎ取られているものや現在この辺りはイスラム教で仏画の殆どが
目と口は壊されていました

お釈迦様の涅槃を描いた壁画 様々な民族が描かれています

トルファン市内から約40キロ北東の地点にある仏教窟
6世紀の高昌国の時代から西ウイグル帝国が栄えていた時代を経て
宋・元の時代に至る14世紀ごろまで寺院として開かれていた
ベゼクリクとはウイグル語でペインティング(壁画)がある場所という
意味でかつて石窟内には数々の壁画が彩り鮮やかに描かれていた
残念ながら破壊と侵食に傷みが激しく現在ではほんの一部
が残っている
修復作業中の為60前後ある石窟のうち見学可能なものはほんの数窟である


阿斯塔娜古墓区

         アスターナ古墳群は高昌故城に住んでいた、麹氏高昌・唐代の貴族の墓地である。
         高昌故城の北方約1km、火焔山の南麓にあり、東西約5km南北約2kmの広大な土地に、およそ600基近くの墳墓が並んでいる。
         年代的には3世紀末〜8世紀末のもの。

古墳群に埋葬されたのは大部分が漢人で中国式に斜めに墓道をつけた土洞墓が多い。
地下に続く階段を下りていくと古墳内は洞窟のようになっていた。↑写真は古墳内の壁画で色鮮やかに残っている。
解放後の発掘によって、彩色泥俑・漆器・絹織物・文書・食料品などが出土し、当時のオアシス住民の生活・文化・風俗などを知る貴重な資料となっている

交河故城

シルクロードのオアシス都市は日干し煉瓦を積み重ねて造られているが交河故城は断崖を掘り抜いた彫刻都市。




高昌故城

交河故城と並ぶトルファン盆地のもう一つの都市遺跡が高昌故城
範囲は1.5km四方で交河故城に比べはるかに広い遺跡だが
日干し煉瓦を積み上げて作られたため廃墟のような遺跡

 入口ではロバ車が待っています
  仏塔 仏塔の龕に仏像はなく光背だけが残っている


トルファンのバザール 食品・衣類・生活雑貨など何でもある                                     野外の食堂で羊肉のニンジンピラフを食べる

  ルクチンへ向かう道中の子供達




知り合いのウマールさん家      
ニアズさんが私達の為に羊をさばいてくれた
さっきまでかわいいと遊んでいた羊だった・・・メ〜メ〜と鳴いてると思ったら(・_・;!

娘さんが先ほどの羊肉で餃子を作ってくれてます
お世話になりました・・σ(^_^)
赤ちゃんのゆりかご  裏にはペットボトルでおしっこがたまるようになっていた

                  たくさんの餃子ができました〜o(^-^)o  とても美味しかった(^O^*)
 ウイップさん!

 ご馳走様でしたo(^o^)o